「フェー監督解任」ドイツ・ブンデスリーガ第19節 ヴォルフスブルク-1FCケルン(2-3)

ちょうど今日、ヴォルフスブルクのフェー監督の解任が決まったようだが、それも仕方ないと言わざるを得ない内容の試合だった。
ヴォルフスブルクはケルンに対してボールをろくにキープする事もセカンドボールを拾う事もできず、1失点目はゲントナーの単純なマークミス、2失点目はDFラインの上げ下げに迷った瞬間を狙われて抜け出されたもので、戦術的な規律と集中力がともに欠け落ちた内容に終始してしまった。
昨シーズンのヴォルフスブルクであれば、少なくともホームでは前から積極的なプレスを仕掛け、高い位置でボールを奪って次々に選手が飛び込んで最後はグラフィチがおいしいところを決めるというパターンだったのだが、今はプレスのかけどころが低いので、この試合でもケルンがDFラインで軽くサイドチェンジすればもうヴォルフスブルクのプレスはかからなくなり、そのまま軽々とサイドからボールを運ぶ事ができていた。
後半になるとようやく前線に人が集まるようになりはしたが、プレスの連動性が低くてDFラインが上げきれてないために、攻勢に出ても簡単にカウンターから点を取られてしまう今期のお馴染みパターンで、結局は3点取られて敗戦。下位相手のホームゲームでこれでは、さすがに監督を解任せざるを得ないよね。
長谷部は、1得点目のジェコへのシュート性のパスはアイデアがあって良かったが、やはり中盤が間延びした状態では攻撃に絡む回数は少なく、後半25分に交代。まあ、今のチーム状態が長谷部と言うか日本人には向いてない形になっているので仕方ない面はあるのだが、長谷部も中村と同様に生真面目にバランスやカバーを考えたポジション取りをし過ぎているのかな、と思う。
確かに間延びした状況ではバランスを取っておかないとカウンターから失点してしまう危険は高くなるのは確かなんだけど、ゴール前に1人しかいない状況で長谷部1人が飛び込んでもそうそう点にはならないわけで、試合の流れを見て、ゴール前の人数が足りているところにさらにファーからフリーで入ってみるとか、そういう意外性が無いと今の状態ではさらに点が取れなくなるんだよね。
もちろん90分それじゃ困るんだけど、逆サイドのゲントナーがそういう意味では上手くメリハリを付けている(と言うかその分を長谷部がカバーしているんだろうけど(笑))ので、たまには自分の個人評価のために、そういうプレイも試して欲しいところだね。

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