「3歩進んで2.9歩下がる」リーガ・エスパニョーラ第18節 オサスナ-エスパニョール(2-0)

昨日、さすがの私も我慢が限界に達し、とうとうWOWOWを解約してフジの視聴に切り替え。契約が残っている今月中に中村の試合があと1回見られるといいんだけどね(笑)。
と言うわけで、これで個人的には今期最後のリーガかもしれないオサスナ戦。
前半41分にオサスナのルペルが退場して相手が10人になったところで、後半から中村投入。中村はトップ下の位置に入って、最初のボールタッチこそお決まりのバックパスだったけど(笑)、その後は中でボールをもらって反転するなど速い攻撃に対する意欲が感じられた。
が、何と後半4分に今度はエスパニョールのロンカーリャが不可解な判定で退場してしまった事で、中村は自主的に(?)ボランチの位置にまで下がってしまい、そこでは再三DFに対してボールをもらいに行ってはワンタッチでボールを返すという、相変わらずの一人パスサッカーを展開。
それ以外にも、一度フィールドの真ん中でボールを持ってすぐ横の味方にパスをした事があったけど、ボールを持っている選手以外は基本的に足を止めているエスパニョール(つーか、もはやイタリアサッカーと呼んだほうがいい)では、パスは間の選手を1人以上飛ばすのが常識なんだけど・・・でないと、横並び状態の選手の間でボールをカットされたら、完璧に数的不利になってしまうからね。もう、中村はそれを忘れてしまったのだろうか。
ようやく後半も30分を過ぎるようになってから、眺めの縦パスやロングフィードなど、エスパニョール仕様に合わせたプレイをするようになったけど、何で最初からそれが出来ないんだろうね。もしかすると中村的には、スペインでありながら限りなくイタリアサッカーをするエスパニョールで、単にイタリアサッカーをやるのでは意味が無いと腹をくくっているのかもしれないが・・・
やっぱりWOWOWを解約するんじゃなかった、と思えるような復活を中村には期待したいところだけどねえ。