稲本、小笠原らナイジェリアユース世代最後のW杯?

昨日書いたJユースカップの戦評で、FC東京ユースからトップへの昇格は重松だけと書いてしまいましたが、サポーターの方から間違いのご指摘をいただきました。

昇格は重松、阿部巧、平出の3人ですよ!阿部巧は長友2世。平出はオッサン。

長友二世は分かるのですが、オッサンって何かなと思ったのですが、やっぱ顔だったようで(笑)。
さて、Jユースを見てしまって中村は出番無しで、とうとう見る試合が無くなってしまったのでニュースの話をしますと、やはり大きなネタとしては小野と稲本の国内復帰と、小笠原の代表復帰という事になるでしょうな。
小野と稲本については、横浜に復帰するはずだった中村がスペインに行ってしまったので、バリバリと欧州1部でプレイしていた選手としてはJ以降初めての帰還となるわけで、所属クラブでの観客動員や、Jは総スルー状態のマスコミに対するアピールという面でも期待が大きいところです。
もっとも、本人らにとってはおそらく最後のチャンスとなる南アフリカW杯メンバーに選ばれるためという目的があるんでしょうが、どうでしょうね。日韓W杯でのゴンや秋田のように、精神的なリーダー、盛り上げ役を買って出る事が出来るかどうかにかかってそうな気がしますが・・・
そういう意味で、ジーコジャパン時代にキャバクラ事件に関与し、ジーコが「腐ったミカン」と呼んだ選手の1人ではないかと噂されている小笠原にとっても同じ事でしょうけどね。
おそらく、中村がエスパニョールで出番が無くなって試合勘が落ちてしまう事や、本田圭のモスクワでの立場がまだ不透明なところから彼ら不在の場合のオプションとして上がって来たのでしょうが、ぶっちゃけ今から逆転スタメンを勝ち取る事は非常に難しいでしょう。
ただ、岡田ジャパンの最弱点である個人のキープ力という意味では、フィジカルや判断を含めると現役日本選手ではトップクラスの力があるので、そこをアピールして行けばチャンスがあるかもしれません。
平山もメンバーに何とか残ったようだし、是非今までとは違う形での代表の発展が見たいところですなあ。