「余裕のパス回し」天皇杯2009準決勝 ガンバ大阪-仙台(2-1)

名古屋と清水の試合がPK戦までもつれこんだので、この試合は後半からのレポートになってしまうが、仙台ファンには悪いが、点差以上の実力差があった試合だった。
仙台のサッカーはハードワークのお手本のようなサッカーで、後半13分に同点に追いついた得点も、マイボールになったところで逆サイドが高い位置まで上がり、そこからさらにゴール前へと3人が入り込むという、個人技を持たないチームが点を取るための定石を実行した結果であった。
が、ガンバがそこからアクセルを強めて前線からプレスをかけると、とたんにDFラインでのパス回しが怪しくなって攻撃の組み立てが出来なくなり、ルーカスに再度リードを奪われる失点を喫してからも、終始ガンバにボールを回される展開で最後まで反撃する機会を持てなかった。
仙台は来期J1に昇格するわけだが、J2ではリアクションサッカーのみでやって行けても、J1では自分たちがある程度ボールを保持した試合が出来なければ、確実に残留争いにはまり込む羽目になる。特に、中盤のクォリティをもっと上げる必要があるだろう。
そしてガンバは、第3GK木村の出場と言うアクシデントはあったが無難なプレイ振りを見せ、安田も攻撃での貢献が高いプレイで穴の無い出来。名古屋と比べても有利な状態と言えるが、一発勝負は何があるか分からないからね。とにかく決勝は楽しみだ。

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