2009年11月

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「まずはとにかく結果」J1第31節 FC東京-浦和(0-1)

両チーム共に優勝争いもACL枠も厳しい状況、特に東京はナビスコカップを制した後でモチベーションの維持が難しい試合だったとは思うが、その点で浦和の意地が上回った結果になったと言える。 両方とも、パスワークを表に掲げたチーム作りを標榜してはいるが、現時点での完成度には明白に差があり、前半はほぼ東京が試合をコントロール、浦和は何とか個人技で窮屈なサイドでボールをつなぐのが関の山という状態だった。 が、ボ […]

セレッソ大阪、ベガルタ仙台昇格おめでとう! そして千葉は・・・

先週末のJ2で、セレッソ・ベガルタがともに快勝し、見事J1復帰を飾りましたね! しかしセレッソは2006年以来、ベガルタに至っては2003年以来7年ぶりのJ1になるんですねえ・・・時の経つのは本当に早いもので、これじゃ私がオッサンになるのも仕方ありませんなあ。 今までだとセレッソの節目の試合には何とか現地に見に行くようにしてたのですが、今回は家庭の事情で無理でした・・・来期、J1優勝決定戦でリベン […]

「窮地のリバプール」欧州CLグループE リヨン-リバプール(1-1)

ここまでグループリーグ3位、リーグでも6位と低迷しているリバプールだが、この試合もその成績を象徴するかのような内容に終始していた。 その原因は、昨シーズンの中盤を1人で支えていたと言っても過言ではないシャビ・アロンソがレアルに移籍してしまい、ジェラードが怪我で欠場、トーレスも怪我持ちで万全ではないという、まさに大黒柱が3本も抜けてしまった事に尽きる。 中盤で溜めを作ってパスを配給するシャビ・アロン […]

「エースの一騎打ち」欧州CLグループD アトレティコ・マドリー-チェルシー(2-2)

両チーム共に、攻撃を仕掛けながらも常に守備のバランスを崩さない、非常な緊張感の中で無得点が続いていた中、ドログバとアグエロという両エースが均衡をブチ破る2得点でドローという、まさにサッカーの醍醐味を感じさせる劇的な内容だった。 ここまでの3試合で勝ち点1と後が無いアトレティコは、キケ・フローレス監督が就任してどうなるかと思われたのだが、フィジカルとパワーで上回るチェルシーに対して果敢に攻撃を仕掛け […]

「シルバーコレクター健在」ヤマザキナビスコカップ2009 決勝 FC東京-川崎(2-0)

やはり、この試合の運命を分けたのは、序盤に訪れた超決定機をジュニーニョが外してしまった事に尽きるだろう。 川崎は、リーグの前節で広島に7-0で大勝したように、ボールをつなげて前に出てくるチームにはめっぽう強いけど、いざ相手に引かれてしまうと途端に川崎自慢の3トップに強引なエゴプレーが目立つようになり、自分たちのリズムを崩してしまう悪癖があるが、ジュニーニョの先制点が入っていれば、前者の展開に持ち込 […]

「やっぱり大学の存在って大きいんじゃ・・・」天皇杯2009 3回戦 名古屋-鹿屋体育大学(3-1)

だいたい、プロがアマチュア相手に苦戦するのは天皇杯の風物詩なんだけど、全敗で終わったU-17W杯や、最近のユース代表の守備力を考えると、大学がここまで健闘するってのは実は凄い事なんじゃないかと思ってしまう。 鹿屋大は磐田に対して8人できっちりとゾーンを作り、ボールに対して近くにいるゾーンの選手が激しくプレスをかけ、それに連動するように他のゾーンの選手が磐田の選手にぴったり付く守備で、その運動量が落 […]

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