神様の悪戯、アンリのハンド、バーレーンのPK

確かに、間違いなくアンリはハンドを犯しているけど、これが通常スピードだったら審判が間違うのも無理は無いよなあ・・・と考えると再試合は微妙なところだよね。しかもプラティニの母国だし(笑)。
それを含めて、これで南アフリカW杯出場32カ国が一応決定しましたね。フランス以外にプレイオフ送りで話題になったポルトガルも何とか出場決定。逆にヒディンクロシアとウクライナは実力的には上と見られていたのに敗れてしまいました。ヒディンクマジックもここに潰えりって感じですか・・・しかしこれらの組み合わせを見ても、何でアジアに4.5枠もあるんだろうと不思議に思ってしまいますよね(苦笑)。
そのアジアですが、昨日NHK-BSでダイジェストですがニュージーランド対バーレーンのプレイオフの放送をやってましたね。
バーレーンはせっかくPKをもらってアウェイゴールでリードできるチャンスがあったのに、PKは何かに魅入られたかのようにGKの倒れた方向へと力なく飛んで行き、NZのGKが難なくキャッチ。サウジとのプレイオフは運で勝ち抜いたバーレーンですが、今度は運で負けてしまいました。
実力ではバーレーンのほうが上だと思われていましたが、NZの素早くて粘り強いプレスがバーレーンの攻撃陣を良く押さえ込んでいました。テクニック的に凄いという選手はいませんが、セルティックでおなじみのキレンを中心として手堅い攻撃を見せ、NZ随一の武器である高さでまんまと決勝点をゲットしていました。もし、日本がNZと対戦したとしても、そう簡単な試合にはなってなかったでしょう。
予選で勝ち抜いていて良かったと思う反面、こういった世界各地で行われていたギリギリの戦いの裏で、南アフリカや香港戦に満足していていいのかとつい思ってしまうんですよねえ・・・