「西澤、お疲れ様」J2第48節 セレッソ大阪-草津(5-0)

乾今期2度目となる1試合4ゴールの大爆発で、セレッソがJ1復帰を決めた試合。
私の経験上、だいたいセレッソはここ一番という試合になると、とたんに弱気の虫が出てきてしまって、勝つにしても負けるにしてもハラハラさせられる展開になるのが常だったが、この試合では、観客数が2万人前後とそれほど多くなかったのが幸いしてか(笑)、終始安定感のある試合運びが出来ていたのには驚かされた。
それでも、あまりに早い乾の先制点と、それ以降も猛攻を続けながらもチャンスに決められず、20分ごろから徐々に草津が盛り返し始めたときは一瞬危ない空気を感じたが、それを綺麗に打ち破ったのが、サッカー教本ビデオに収録したくなるような、全く力まずインサイドキックのジャストミートだけで綺麗に決めたマルチネスのボレーシュートだった。
それ以外の面でも、マルチネスのボールキープ力と展開力はJ2はおろかJ1でも抜きん出ていて、マルチネスにボールが渡ったとたんに走り出せば必ずボールが出てくるという確信がチームに溢れており、草津は彼の支配力に対して全く為すすべが無かった。移籍が噂される香川は後半の13分から登場したが、例え彼が冬に移籍したとしても、GKのキムとマルチネスが残れば十分にJ1には残留できるのではないだろうか。
とは言え、そこからさらに上位を狙うとなれば他にも注文は沢山ある。香川はともかくとして乾や小松はまだプレイが雑でフィジカルもJ1では物足りなさが出てくるだろうし、マルチネスが完全に遠藤タイプのボランチで、この試合でも前線からのプレスを突破されると簡単にバイタルまで侵入させてしまったように、守備的ボランチの第1選択が羽田ではかなり不安なのは確かだろう。
まあ、とりあえずはそんな課題は置いといて、サポーターやクラブ関係者、選手の皆さん、J1復帰本当におめでとう!
そして忘れてはならないのは、西澤選手、長い間お疲れ様。日本人離れしたスケールを感じたFWで、モリシとはこの20年では日本最高のコンビだったと確信してたけど、これで2人とも引退とは本当に早すぎて寂しい限り。せめて出来れば引退後は平山に練習嫌いの反面教師ボレーやポスト、胸トラップ技術の英才教育をして欲しいなあ(笑)。

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