「分かっていてもガックシ」U-17ワールドカップ2009グループB ブラジル-日本(2-3)

先週末は、とうとう降格決定チームが出てしまったJリーグはもちろん、先発に復帰した中村の試合など見たい試合が盛りだくさんだったんだけど、やはりどうしても滅多に見られない大会を優先させてしまうよね。
この試合については、試合を見る前に結果を知ってしまっていたので驚きはしなかったけど、分かっていても最後のGK嘉味田がやらかしてしまった、小学生でもやらないようなパンチミスには本当にガッカリさせられてしまったねえ・・・まあ、1失点目の妙な反応もそうだったけど、嘉味田は終始浮き足立って不安定なプレイぶりで、メンタルでの弱点をさらけ出してしまっていた。この負けは相当精神的に堪えているとは思うが、是非この屈辱を今大会のうちに晴らして欲しいところだ。
それはともかく全体的な試合の内容については、2度同点に追いついたとは言え、やはりブラジルと日本では大きな差があったと言える。
ブラジルの選手は、前にスペースがあればドリブルで打開し、そうでなければスペースへと動き出している選手にパスを確実に通し、チャンスと見ればゴール前に何人もの選手が殺到する流れを読む目があり、守備でも日本の選手がボールを受けた瞬間を狙って当たりに行ってバランスを崩させようとするなど、個人戦術や判断が既に大人のレベルに達しており、ボールの出し手と受け手の意思の疎通が合わず、足を止めた選手に無理にボールを渡そうとしてカットされたり、前をふさがれて迷った挙句にバックパスという場面が目立った日本とは、攻撃のスムーズさが段違いであった。
それでも、日本は今までのユース国際大会に比べると選手に骨の太さが感じられ、内田を中心としたDF陣は終始果敢にラインを押し上げ、今までのように相手が攻めにかかるととたんにベタ引きになり、ボールを回された挙句に為すすべなく失点していた守備よりは、ラインを上げた分だけ早い段階でのチェックが出来ていて一方的な展開を防ぐ事が出来ていた。が、本当の1対1での個人勝負はやはりまだまだだけどね。
柴崎、高木、杉本、堀米といった前線の選手はブラジルを相手に自分の仕事を着実にこなし、注目の宇佐美は特に後半はブラジルにガチガチのマンマークを付けられてほとんど前線に顔を出せないようになってしまったが、いざボールを持つとほぼ完璧にボールをキープし、精度の高いフィードやスルーパスをビシビシと通すタレント振りを見せ付けていた。本当に、宇佐美に岡崎並の動き出しと運動量があればと思うのだが、中田・小野・稲本・中村にしても、互いに相手の長所を1個もらえば確実にビッグクラブで成功する選手になれただろうに、何故神様は才能を3つ以上日本の選手に与えてくれないんだろうねえ・・・
さて次は、欧州選手権においてフランス・イタリア・スペインといった死のグループを首位通過した強豪。1戦目もメキシコを2-0であっさり退けている。身長も当然日本よりも高く、ブラジルとはまた違った苦しさを感じる試合になるはず。ここで勝ち点3が取れないと、グループ通過はかなり厳しい状況になってしまうだけに、ブラジル戦以上の気合を見せて欲しいところである。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする