「中村憲という差」ACL準々決勝 川崎-名古屋(2-1)

とうとう始まったACLの日本勢対決の準々決勝。川崎ホームの国立での試合は、まず川崎が2-1で最初の90分を折り返した。
試合の内容的には、最近のJでの成績を見ても分かるように川崎のほうに若干分があったが、名古屋はケネディの頭という分かっていても止められないウェポンが炸裂、28分にまんまと貴重なアウェイでの先制点を手に入れることに成功した。
川崎はその後も何度かあった決定的なシュートチャンスをことごとく外してしまい、この試合は名古屋のものかなと思われたのだが、後半から川崎が森を右サイドに配置してサイドを支配し始めると状況は一変。名古屋はケネディへのマークがきつくなってポストプレイの数が激減。そして窮屈なサイドから中へとボールを無理やり入れようとしてパスをカットされる場面が多くなり、試合のペースは一気に川崎のものに。
川崎は中村憲の溜めと展開力で攻めにスピードが出始め、後半15分には彼のFKがニアに決まって同点。これで名古屋は動揺したのか、またも中村憲が右サイド深い位置から突破を決め、シュートの跳ね返りからのクロスを谷口がどフリーでシュート、そのまた跳ね返りをジュニーニョが押し込んでとうとう川崎が逆転。
名古屋もそこから反撃は試みるものの、何故かケネディを使ったパワープレイにもいまいち迫力が感じられず、淡白なままで終わってしまったのがちと気がかり。2-1ならいいかと思ってリスクを犯さなかったのかもしれないが、内容的には1点差以上の差があったのも確かで、危機感を感じないとまずいように思うのだが・・・
川崎はまさに中村憲様々といったところ。それにしても、オランダ遠征以降の彼のプレイには一皮剥けたところがあり、オシム時代に化けた遠藤を感じさせる成長振りだ。またJに埋もれて伸び悩む事の無いように、海外移籍も積極的に視野に入れてもらいたいところだね。

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