「興味は総合優勝以外」ツール・ド・フランス2009 第18ステージ

とうとう、ランスが率いる新しいリブストロングチームのスポンサーが発表されましたね。
http://www.cyclowired.jp/?q=node/12929
ラジオシャックと言えば、無論アメリカの至るところで見かける有名家電チェーンではあるのですが、オールドパソコンファンにとっては、TRS-80というテレビ一体型PCを思い出させて懐かしい感じがしますね(笑)。
これでランスとブリュイネル監督は新チームに移籍して、アスタナにはドーピングの謹慎から復帰したヴィノクロフが絶対的エースとして戻ることになるので、コンタドールの去就が注目されることになります。以前から移籍の勧誘があったらしいケース・デ・パーニュが有力視されてますが、バルベルデやLLサンチェスといったエース級の選手が多いので、優先順位の折り合いが付かなければ今後のツール連覇に暗雲が漂って来そうです。
さて、マイヨジョーヌのコンタドールに対して、TT得意のランスやウィギンス、クレーデンがどれだけ差を詰めるのかが焦点だった18ステージの個人TTですが、何とステージを勝ったのはコンタドールのほうでした。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11557
途中の3級山岳では圧倒的なトップタイムで通過したコンタドールですが、下りでスピードが落ちてしまい、結局カンチェラーラに対してわずか3秒差でのトップでゴール。期待されたウィギンスは42秒、クレーデンは53秒の遅れ、そしてランスは何と1分29秒も遅れてしまい、エヴァンスやモロー、シャヴァネルよりも遅いタイムで終わってしまいました。逆にアンディ・シュレックは1分44秒差と大健闘、兄のフランクも2分34秒と予想よりも持ちこたえましたね。
特にランスは、全盛時を知っている人間からすればあり得ないぐらいにフォームが崩れ、クランクのケイデンスも普通の選手並みになってしまっていて、年齢のせいなのかブランクのせいなのかは分かりませんが、新チームでエースになってもコンタドールとの力差を考えればツール8勝目は相当難しいんじゃないでしょうか。
それだけ、終盤の山岳で総合争いの選手が疲弊していたこと、その中でもコンタドールとシュレック兄弟が体力的に余裕があったと見るべきなのでしょうが、この状況を見ると総合3位の座に返り咲いたランスがモン・ヴァントゥーで厳しいことになる可能性が高そうです。と言うか、3位のランスから6位のフランクまでの差がたったの34秒なので、誰が表彰台に立つのかは全く余談を許さない状況になってます。
それにしてもコンタドールの強さは圧倒的ですなあ・・・ル・モンド紙上であのグレッグ・レモンが、ヴェルビエでの登りのタイムから推定されるコンタドールのVO2Max(最大酸素摂取量)が、地球上のいかなるアスリートよりも高い数値になると言って、ドーピングの疑惑をかけていましたが、ディ・ルーカに第3世代EPOのドーピングが発覚しただけに、そういう事態にならない事を願うばかりです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする