「明日に備えて」ツール・ド・フランス2009 第12ステージ

このステージも平坦で、逃げの集団に対して100kmも残して差は4分差と、展開的には昨日や一昨日のパターンと全く一緒になるかと思いましたが、マイヨジョーヌのノチェンティーニ擁するAG2rがずーっと集団をコントロールしっぱなしで、残りの距離が少なくなっても他のチームが引くようなそぶりも無く、集団はそのままズルズルと下がっていってしまいました・・・集団にいた選手が、カメラに対して手のひらを波打たせるような仕草をしてたので、相当細かいアップダウンのせいもあったんでしょうね。

http://www.cyclowired.jp/?q=node/12167
そして先頭集団では、ノルウェーのセレンセンが22km地点でアタック、そこにカルザッティが食らいついて他の5人もじりじりと差を詰めていきましたが、ようやく追いつくかと思った瞬間に再びセレンセンがスパート、このベテランらしい非常にクレバーな作戦に他の誰もがもう付いて行く気力を失い、そのまま余裕のリードでゴール。
結果的に集団は6分遅れでカヴェンディッシュを先頭にゴール。エヴァンスとライプハイマーがゴール近くでクラッシュしたようですが、ゴール3km以内でのクラッシュは集団と同タイムにするという救済措置のおかげでタイムは失いませんでした。どちらも軽症のようですが、アルプスが控えているだけにヒヤっとした事でしょう。
カヴェンディッシュは途中のスプリントポイントも取りに行き、以前にマイヨヴェールを取りに行かない宣言を翻す行動に出て、完全にパリで表彰台に立つ意欲を持った感じですね。パリでトップになれるかどうかはともかく、アルプスを無事越えさえすれば、今の力関係を考えてもカヴェンディッシュでマイヨヴェールは当確じゃないでしょうか。
そして山岳賞でも、逃げ集団に載ったエゴイ・マルティネスとペッリツォッティが山岳賞ポイントで激しいつばぜり合い。しかし、ペッリツォッティ実力の違いを見せ付けて今日の山岳ポイントを全て1位で通過し、マルティネスとのポイント差を17にまで詰めました。
さて、今日は下りゴールとは言え本格的な山岳コース。おそらく、ペッリツォッティが早めに抜け出して山岳ポイントを荒稼ぎしにかかるでしょうが、マルティネスがそれを阻止することが出来るのか。後のほうになると山岳ステージも総合争いで激しくなるので、山岳賞争いはまず今日が大きなポイントになるでしょう。

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