「ランスの本気」ツール・ド・フランス2009第4ステージ

昨日はアスタナがトップを取って、ランスのマイヨジョーヌも取りに来るだろうと予想したのですが、結果的に総合では1秒以下の差でカンチェラーラに届かず、ランスは2位でステージを終えましたね。
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view_trackback.php?p=11339
http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=11346
しかし逆に言えば、これでアスタナは前半最大の山場である第7ステージまで集団をコントロールする義務を免れることが出来るわけで、逆転のためにあえて最後まで必死で追わなかった事が、かえってランスが本気でツール・ド・フランスを取りに来ているという証明になったように思われます。
ランスはゴール後にもチームメイトと率先して抱き合い、ステージ優勝の表彰台でも当然のようにチームを代表してトロフィーを受け取り、今や完全にアスタナはランスがコントロールしてしまっている状態になってますね・・・いやはやランス恐るべし。
さらに、これでアスタナのアシスト陣はまず第一に総合タイムでも上回るランスの援護に回る事は確実で、今後コンタドールがエースとしての扱いを受けることが出来るかどうかは、もはやランスの判断一つという事になったとも言えます。
彼らの最大のライバルであるエヴァンスは、ロットチームが2分36秒も遅れてしまって優勝圏外に放り出され、他のライバルたちのチームも1分前後の差をアスタナにつけられてさらに後退し、もう当面の優勝争いは完全にランス対コンタドールというところに集約されてしまった感がありますね。
まあ、さすがにランスと言えどもコンタドールにアシストを要求することは無いでしょうから、今後コンタドールがランスからエースの差を奪い取るためには、単独でランスに対して山岳で決定的な差を付ける事が必要になって来るでしょう。
日本勢については、非常に狭くて舗装も悪いテクニカルなコースだったせいか、どちらのチームも落車に巻き込まれ、かなり総合で大きく遅れてしまいました。ま、これでエースに総合争いの目が無くなり、かえって自由に逃げることが出来るようになるとも言えるわけなので、是非思い切って飛び出して欲しいところですな。

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