「欲を言えばあと1点」 ACLグループG 鹿島-水原(3-0)

アウェイ戦で1-4で負けた水原との雪辱戦だったが、鹿島は見事なリベンジを果たしたと言える。が、欲を言えばもう1点取って1位通過を確定して欲しかったかな(笑)。
逆に鹿島の立場からすると、水原に守備を固められてカウンターを狙われるのが一番怖かったのだが、水原は馬鹿正直に最初からハイプレス全開のサッカーをして来てくれて、ある程度ハイプレスサッカーに免疫が出来てきつつある鹿島は、焦りもべた引きもせずに冷静に対処でき、ショートコーナーからきっちり大岩が決めて先制すると、ゴール前の混戦をマルキーニョスがうまく押し込んで2点目、後半になってさらに水原が押し込んできたところをカウンターから興梠が抜け出し、再びマルキーニョスが浮き球のシュートを決めて3点を取って試合を終えることが出来た。
ACLのグループリーグにはアウェイゴールの適用が無いので、これで鹿島と水原の対戦成績は勝ち点・得失点差・総得点で全くの五分になり、1位通過の条件は最終戦の上海に対して1点差以内の負けまではOKで、それ以下では水原の結果次第ということになった。
常識的に考えれば、もう鹿島の1位抜けは確定したようなものではあるが、今日の試合で川崎が天津にアウェイで敗れたように、中国アウェイのカンフーサッカー大会では審判次第でどう転ぶか分からないのがアジアの現状なので、経験のある鹿島だからあまり心配はしてないけど決して気を抜かないで欲しいところだ。