「命拾いのアーセナル」欧州CL準決勝第1レグ マンチェスターU-アーセナル(1-0)

一時はリーグでの不調が伝えられていたマンUだが、ここに来て調子は完全復活、この試合でも内容的には完全にアーセナルを圧倒していた。
マンUは1トップにベルバトフではなくて運動量があるテベスを起用したが、その狙いはピッタリとはまり、テベスとルーニーによる強烈なプレッシングがアーセナルのDFラインの押し上げとビルドアップを阻み、2列目のセスクやウォルコットは中盤のフォローに下がらざるを得ず、1トップのアデバヨルは完全に孤立してしまっていた。
マンUが枠内シュート8本だったのに対し、アーセナルはわずかにセスクが放ったGK正面へのミドルが1本という圧倒的なチャンス数の差があったが、アーセナルはGKアルムニアが大当たりでマンUの決定的なシュートをことごとく弾き飛ばし、マンUの得点はセットプレイで何故かどフリーだったオシェイが決めた1点のみ。アーセナルにとっては、何とか2戦目に望みをつなぐ結果で終えることが出来た。
注目のCロナウドの出来はあまりパッとはしなかったが、圧倒的な運動量とスピードで攻守に絡みまくるルーニーの存在感と言い、アンデルソンとキャリックが締める中盤のダイナミズムと言い、今のマンUに対しては「強い」という言葉しか出てこない。アウェイでこのプレッシングが実現できるかどうかは分からないが、ホームを終えての1点差とはいえマンU優位なのは間違いない。
アーセナルは第2レグではファンペルシーやクリシーが戻ってくるだろうから、ホームの勢いで一気に先制点を奪ってイーブンに持ち込みたいところ。逆に先制点を奪われると3点が必要になってしまうので、積極的かつコンパクトな守備でマンUが誇る攻撃陣の動きを抑えたいところだろう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする