「問題はここから」ACLグループG 鹿島-アームド・フォーシズ(5-0)

こっちの戦評は簡単で。つーか簡単にしか書けない(笑)。
アームド・フォーシズは当然のように守りを固めてきたが、さすがに鹿島はそういうチームの仕留め方を良く理解しており、ボールを奪われてからの早い守備への切り替えからサイドチェンジを交えてワイドに攻め、ボールとニアサイドに寄りがちな相手に対して、ゴール前で大きく左右にボールを振ってフリーな選手を作ると言う、欧州でも常識の対弱小チーム戦法をしっかり遂行していた。つーか、何でこれが未だに代表で出来んのかね(苦笑)。
もっとも、この試合は外れの日だったマルキーニョスを始めとして雑なプレイがあちこちで見られたのも確かで、ちゃんと決定機をものにしていればあと3点ぐらいは楽に追加できたはず。まあ、グループリーグの順位は当該国間の勝ち点や得失点差が優先なので、それほど総得点に大きな意味は無いのだが、国際試合では特に気の緩みが致命傷をもたらす場合が往々にしてあるので、大勝にも気を引き締めてもらいたいところ。
もう一つの試合は水原が上海に勝ったので、鹿島は得失点差では上回ったが2位のまま。鹿島が首位で通過するためには水原に勝った上で上海に引き分け以上というケースが絶対条件。水原に4-1以上で勝てればほぼ最後を消化試合に出来るけど、その可能性は低そう。とにかく疲労が一番の大敵だなあ。