「今年はうっちゃりがカラーなのか?」ACLグループE 蔚山-名古屋(1-3)

ACL初陣の名古屋がアウェイで幸先の良い快勝を挙げた試合だったが、内容からすると良く逆転できたなという感想を持たざるを得なかった。
特に前半の名古屋は酷い有様で、最初のシュートこそ奪ったものの、その後は蔚山のプレッシャーと鋭い出足の前にビルドアップがままならず、中盤にボールを出しては奪われてDFラインが上がった後ろのスペースへとボールを出され、そのせいで徐々に名古屋のDFラインも上がれなくなり、ついにはセカンドボールを拾われて連続攻撃を食らうといった状態が延々と続いてしまっていた。
蔚山はジョルジェフスキやアルミルの卓越したボールキープ力に加え、高さや1対1での競り合いでも優位に立ち、ルーズボールを奪っては次々にサイドや中でフリーの状態で前を向く場面を作ったものの、最後の詰めのパスやシュートが甘く、CKからのこぼれ球を押し込んだ1点だけで折り返してしまったのが仇になってしまった。
後半からはピクシーの激が利いたのか、名古屋は前半の硬いポジショニングから一転し、相手のゾーンの中へと選手が入り込む攻撃を見せ始め、前半のハイペースがたたって運動量が落ちてきた蔚山に対してポゼッションで優位に立ち、8分にはセットプレイ崩れからのクロスをフリーになっていた吉田が頭で決めて同点に追いつくと、32分にはダヴィ、41分にはマギヌンがともにセットプレイから得点を挙げて一気に逆転と、後半はそつの無い試合運びをやって見せた。
いくらペースが落ちたからとは言え、蔚山がセットプレイでの集中力まで落としてしまったのは意外で、後半は良かったとは言え名古屋に多少の運があったのは確かだろう。昨年のアデレードなどは前半の蔚山のような試合を90分やり続けるだけのポテンシャルがあったわけだし、ビルドアップの形やパススピードといった部分をもっともっと向上させないと、世界では戦えないという事を改めて反省してもらいたいところだ。
それにしても、この名古屋の粘り腰はピクシーの強制納豆効果なんだろうか(笑)。

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