ゼロックス・スーパーカップなどなど

ちょうどサッカー閑散期の終わりでヒマになるかと思いきや、自転車のツアーオブカリフォルニアと世界ノルディック選手権というノーマークのコンテンツが来ていきなり見るだけで精一杯の状況に陥ってしまってます(笑)。
そんな状態なのでゼロックススーパーカップも1.5倍速再生で見るしかなかったわけですが、3-0という一方的な結果は鹿島が強かったと言うよりも、ガンバがまだチームになってないなと再確認させられた感じでしたね。
ガンバは序盤のわずか5分こそ、持ち前の早いタッチでのパス回しで素早く前線にまでボールを送り込むサッカーが出来ていたのですが、その後はパスワークをペースアップした鹿島に守備の連動が間に合わず、プレスが後手後手を踏むばかりで1対1での対応まで致命的なミスを連発してしまったのではそりゃ勝てませんわな。
まあ、CWCと天皇杯をこなしてきたガンバがシーズン序盤に影響が出てくるのは当然予想される事態であり、時には捨てても良い試合は捨ててしまう選択が出来るのも、ある意味チームが成熟した、マリーシアを身に付け始めている証拠なのかも知れず、この結果を持ってガンバが危機的だとかを言うつもりは無いんですがね。
個人ではそれほど突出した強さを持つ選手がいなかった日本のノルディック複合陣を見ても、個人が今持っているポテンシャルを出し尽くせるメンタルコンディションというものが、複数人によるコンビネーションが非常に重要なサッカーと言うスポーツでは特に重要なのだと痛感させられますよね。
とりあえず、大迫までサービスで出す余裕があった鹿島の落ち着きぶりからして、シーズン序盤は鹿島主導で推移する確率はかなり高そうですなあ。