ドイツ・ブンデスリーガ第20節 フランクフルト-ヴォルフスブルク(0-2)

これもまた日本人ダービーの組合せだが、先発したのは長谷部のみで大久保は試合終了間際に出ただけ。
ヴォルフスブルクの選手の手にクロスが当たった場面はファールを取ってもらえず、逆に壁になった選手の手に当たってPKを取られるなど、フランクフルトはなぜかホームなのに終始不利な判定を蒙っていた面はあったが、全体的には選手の集散、決定力でヴォルフスブルクが上回り、ここまでアウェイ未勝利だったのが不思議なぐらいの完勝。
長谷部は4-2-3-1の右ウイングとして先発、日本帰りとは思えない豊富な運動量で幅広く攻守にからんでいたが、一度ジェコの落としからDFラインの裏に抜け出し、GKと1対1になった場面でシュートを打つタイミングを逃し、クリアされてしまったのが非常に残念。大久保も初戦でのあのシュートが決まっていたら、グラフィチがいないこの試合でも先発になる可能性は高かっただろうし、やっぱり海外では結果を出してナンボだからね・・・
まあ大久保も時間が短かった中でもしっかり走って最後までプレッシャーを相手にかけていたし、腐らずにこういう姿勢を続けていければまだまだ出番は出てくるはず。
フランクフルトは相変わらず中盤でボールが落ち着かせられず、勢いに乗って飛び出しが増える時間帯に点が取れないと結果が出せないパターン。稲本ももうちょっとプレイの波を無くして運動量が増えれば役に立つと思うんだが、勢いだけが命のチームスタイルのままじゃ出場は厳しいかもね。