ドイツ・ブンデスリーガ第19節 ヴォルフスブルク-ボーフム(2-0)

日本人3人の対決だったが、ボーフムは早々にCB2人が負傷交代して小野の枠は無くなり、長谷部も終了間際での出場だったので、結果的に大久保が60分出場しただけになってしまった。
その大久保だが、試合の序盤は積極的に中盤まで下がってクサビになったり速いタイミングでパスをつないだりという仕事はしていたが、ヴォルフスブルクが早い時間帯で先制したので慎重な試合運びになり、攻撃もほぼサイドからに偏っていたので、その後はあまりボールに触れなくなって60分で交代。
まあ、まだチームメイトとの息が合ってないという面はあるのだろうが、ただバイタルで何かをしようとうろつくのではなく、ヴォルフスブルクがサイドからボールを進めた時にSBの裏のスペースへと飛び出すなど、もっと幅広いエリアでプレイしても良かったのではないだろうか。
早く結果を出したいとあせればあせるほどプレイの狙いが狭まって一本調子になってしまうのは大久保の悪い癖だが、真ん中にいても不動のエースであるジェコにボールが集まるのは仕方ないところがあるので、もっとチームの中で自分の生きる役割と言うものを見つけてもらいたいものだ。