遅ればせながら、ようやくクラブW杯決勝

クリスマスイブの昨日は、やっとこさクラブワールドカップのマンU対リガ・デ・キトの試合をちゃんと見ました。
時期遅れのレポートなので細かい戦評は省略しますが、正直言って予想以上にマンUとキトの力の差を感じた試合でしたね。
キトはほぼ5バック状態で攻撃については前線の3人だけでやっていた事を差し引いても、カウンターからの攻撃がスムーズでなく、ドリブルでスピードアップしている時でも一旦前を塞がれてしまうと、とたんに回りの選手を探しては足元へとパスを出すスローな攻撃になってしまい、マンソのミドルぐらいしかファンデルサールを脅かす事が出来ていませんでした。
キトファンの人には悪いですが、ガンバもGKをキトと交換できていたら、ガンバがキトと対戦しても結構勝てる可能性があったんじゃないかと思ったり(笑)。
それに対してマンUは、ヴィディッチが退場してからようやく本気を出してきたなという余裕の試合運びで、1トップに移ったCロナウドを除けば、ルーニーですら左サイドを献身的に上下動する運動量と規律の高さを見せ付け、メンバーをガンバ戦から数人入れ替えても試合運びのクォリティが落ちる事も無く、個人能力でもチームの完成度と言う点でもキトとの格の違いを痛感せざるを得ませんでした。
CLの決勝トーナメント1回戦では、マンUはインテルと対戦すると言う好カードですが、インテルの内弁慶ぶりを考えたらマンU優位なのは動かし難いところでしょうね。マンUと並んで、現在欧州最強と目されているバルセロナとの対戦が実現すれば、本当に楽しみです。