鹿島優勝、名古屋は一歩届かず

昨日は一応大分対名古屋の試合を見てましたが、さすがに週末3試合目のJともなると戦評もめんどうなのでパス(笑)。
試合のほうは、大分の術中に名古屋がはまり込んでしまった感じで、名古屋得意のサイド攻撃も数回のチャンスを除けば総体的には不発でしたが、そういう中でもカウンターで沈められる事無く、終始攻めの姿勢を崩さず押し続けられていた事に名古屋の成長を見る気がしました。
ACLのようなトーナメントの場合は、どちらかと言うと対戦するチーム同士の長所と短所の比べあいで勝負が決まる形ですが、チームのカラーにそれほど大きな違いが無い対戦相手との長丁場になるJリーグの場合は、いかにしてチームのレベルを高い位置で平均化できるかが重要な点だと言えます。
優勝した鹿島は、小笠原の離脱後にアデレードに負けて一時は危機を迎えましたが、すぐさま中後が小笠原の穴を埋めてその後の10戦をたったの1敗に抑え、最後の3戦を全て1-0で勝ち抜けた事はその見事な実証例ですよね。
来期はヨンセンが抜けますし、今年の課題だったマギヌンや中村不在時の攻撃不全を鹿島のようにどれだけ他の戦力でカバー出来るようになるのかが来期のポイントになるのは確かでしょう。
さて、Jもとうとう終わってこれからは天皇杯のシーズンになりますね。最大の焦点はガンバが優勝してACL出場権を手に入れられるかどうかですが、相手がこの名古屋なので面白い戦いになりそうですなあ。