ウズベキスタン戦に向けて

とは書いたものの、BSでやっていたカタール対ウズベキスタンの試合は録画ミスで見られていません(涙)。
なので仕方なく欧州予選のスペイン対ボスニア・ヘルツェゴビナの試合を見てましたが、5バックで守りを固めるボスニアに対し、スペインも得意なパスワークでPA近くまで切り込みはするのですが、クロスはことごとくボスニアの高さの前にはじき返され、前半のPKもビジャが失敗してしまい、ホームでの試合にも関わらずかなり苦しい試合運びでしたね。やはりどんな強豪であってもセットプレイが決まらないと厳しいという見本ですな。
カタールとウズベキスタンの試合については、一応あちこちのサイトやAFCのサイトで見てみると、ウズベキスタンが守りを固めてカウンターというスタイルで臨んだものの、37分にFKから失点、そして後半の終わりに立て続けに失点を重ねてしまったようですね。やはりここでもセットプレイをカタールが決めたことで試合のモメンタムをものにした事が推察されます。
バーレーンもそうですが、最近のブラックアフリカンを交えだした中東勢のスピードには日本でさえ苦しむぐらいなので、ウズベキスタンがかなり手を焼いたことは想像に難くなく、日本との試合でも局面でのスピードとセットプレイがキーになって来る事は間違いありません。
0-3で敗れて後がなくなったウズベキスタンとは言え、やはり日本ホームではカタール戦同様しっかりとした守備から入ってくる可能性が高いので、サイドのコンビネーションからワンツーを仕掛け、悪くてもFKゲットというような流れで行きたいところです。
あとは、バーレーン戦でも露呈してしまった局面での守備力不足。中澤や闘莉王は高さに関しては安心だけど、アジリティの面では厳しい部分があるし、彼らがサイドにつり出されてしまうと今度は高さの面で穴が生じてしまうので、いかにサイドでの1対1でしっかり守れるかが今後も問われていくことは確かでしょう。個人での守備力の向上はもちろんですが、ボランチやSHがどうカバーに入るのかという部分も含めて、きっちりとした準備が必要です。