ツール・ド・フランス2008第21ステージ

長かったツールの3週間もこれで大団円。
マイヨジョーヌを獲得したサストレが所属するCSCの監督車にはカメラが取り付けられ、選手にモエ・エ・シャンドンのシャンパンを振舞う姿が。選手は楽しそうに小さなグラスを飲み干し、サストレもぐびぐび(笑)。おなじみの光景だけど、いつ見ても楽しいなあ。
さて、レースのほうは山岳賞もポイント賞もほぼ決まった状態だったので途中のボーナスポイントでも動きは無く、集団はリラックスしたパレード行進を続ける。そしてパリ・シャンゼリゼに入るとCSCが集団の先頭に集まり、これまた恒例のシャンゼリゼでの優勝チームお披露目走行。
シャンゼリゼでの周回では、やはり何度も選手がアタックしては集団に吸収されるいつもの展開が続き、最後はクイックステップのトレインからステーグマンスが発射、チオレックが追いすがるも届かず、ステーグマンスが見事にシャンゼリゼゴールを制した。
今年のツールを簡単に振り返ってみれば、優勝争いのレベルという意味では小粒になってしまいはしたが、第3世代のEPOによるドーピングの摘発が可能になった事で、今年のジロまで続いていた、それまで平凡な活躍しかしていなかった選手がいきなり他をぶっちぎって勝っちゃうような異常な出来事が無く、強いチームのエースがアシストに支えられて勝つという、チームスポーツとしての自転車レースの良さを再発見出来たレースだったように思う。
今までEPOに頼っていたスター選手はしばらく低迷するだろうし、また新たなドーピング技術が登場するかもしれないが、小粒でもキラリと光っていた今回のツールの姿を忘れず全ての選手が謙虚になれば、自転車の人気も復活して行く事だろう。
とにかくサストレとCSCはおめでとう。エヴァンスは来年こそ役に立つアシストを携えて雪辱を果たしてもらいたい。

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