ツール・ド・フランス2008第16ステージ

休養日明けのアルプス2日目は、超級山岳が2つ、最後のヨーロッパ最高標高の峠、2802mのボネット・レストフォンから約1600mの標高差を一気に下りきってのゴールというダウンヒルステージ。
当然逃げに有利なコースとあって序盤から激しいアタックが展開され、結局先頭の5人と24人近い追走集団という大人数の逃げが決まり、さらに最初の超級山岳の登りではメイン集団からクネゴがアタックし、一時はメイン集団の先に4つのグループが形成されるという目まぐるしい展開。
先頭集団ではシューマッハーだけが生き残り、後ろの追走集団の中でも脱落者を吸収、吐き出してグループのメンバーが激しく入れ替わる中、クネゴとバリャベッチ以外の総合争いをする選手が含まれるメイン集団では、ボネット・レストフォン峠の登りでCSC軍団が引きまくり、ライバル達を振り落としにかかる。
この動きでシュレック兄から総合で39秒差とこれまで健闘していたヴァンデヴェルデがとうとう脱落してしまうが、エヴァンスやメンショフ、コールは何とか食らい付いて峠をクリア。そして下りでは皆揃って集団ゴールと思いきや、サムエル・サンチェスのアタックになんとメンショフとキルシェンが下りで遅れてしまい、メンショフはライバル達から30秒のタイムを失ってしまった。
CSCとしては、3人がかりで攻めてもシュレック兄の最大のライバルであるエヴァンスを蹴落とせなかったのは痛い。今日行われる今年のツールのクライマックスであるラルプデュエズ頂上ゴールで、出来れば2分以上のタイム差を付けられなければシュレック兄のマイヨジョーヌに黄信号が灯ってしまう。この日力を温存したサストレと共に、絶え間ないアタックを繰り出せるかどうかが焦点になる事は間違い無いだろう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする