ツール・ド・フランス2008第2ステージ

第2ステージもブルターニュ特有の細かいアップダウンがあるステージで、逃げが決まりやすいコースとあって序盤から活発な逃げが展開され、最後は逃げの集団がフランス人4人、それもクリストフ・モロー、シャヴァネル、ヴォクレールというフランスのスター選手が揃い踏み。
きっと現地は相当盛り上がっていただろうし、個人的にも彼らの頑張りに勝利を与えて欲しかったが、残念ながら序盤ではそうそう集団も逃げを許さず、ゴール前わずか1kmの地点で吸収。しかしヴォクレールはいつの間にか2代目ジャッキー・デュランと化してしまっているなあ(笑)。
ここでカンチェラーラが得意のロングスプリントをかけるが、ポッツァートが必死の追いで追いついたために逃げの勢いが落ち、今日のコースは登り基調とは言え第1ステージほどきつい斜度ではないので、これはスプリンターの出番かなと思われたのだが、マキュワンらピュアスプリンターは奮わず、うまいコース取りを見せたフースホフトが勝利する結果に。
第3ステージは、ようやくスプリンターお待ちかねの完全平坦ステージ。第4ステージのTT以降もあまり平坦は登場してこないだけに、どのスプリンターも勝利を狙ってくるだろう。