トゥーロン国際ユース グループA フランス-日本(1-2)

日本はメンバーが初戦からほとんど変わったが、積極性という意味ではオランダ戦よりもずっと向上し、それゆえにオランダよりも明らかに強い相手に対して欠点を大きく露呈してしまったが、そういう意味では非常に収穫があった試合だった。
日本は中盤が高い位置からボールを取りに行こうとしていたが、最初のアタックは相手にほとんど交わされてしまい、2人で挟みに行こうとしてもタイミングが揃ってしまって間を抜かれる場面が多く、日本がボールを奪うのはほぼ相手のミス待ちというような状態になってしまっており、西川のファインセーブ連発と相手のイージーなシュートミスが無ければ、3点は軽く入れられていたような守備だった。
攻撃面では、初戦の森重・水本コンビとは打って変わって、吉田を中心にクサビを入れようとする意欲が高く、フランスがDFラインでのパス回しを許さないぐらいにプレッシャーをかけていた面はあったにせよ、タイミングの早いパス出しが日本のリズムを良くしていたのは確かだろう。
しかしその点以外はオランダ戦同様にまだまだのレベルで、実質1トップ状態だった森本は、DFのダブルマークを受けながらもポストプレイを頑張ってはいたが、ワンタッチではたいて素早く裏に抜けることは出来ても、がっちりボールをキープして後ろからの上がりを待つのはさすがに無理があり、日本のゴール前でのシーンには必ず顔を出すゴールへの嗅覚を持っているだけに、やはりもったいなさは残る。
後半に細貝が入ってからは森本とエスクデロの2トップになったが、この2トップだと組み立てには全く期待できないだろうが、とりあえずパスを通せば彼らだけで1試合に1点は取ってくれそうなワクワク感を感じさせてくれた。ま、日本がそこまでカウンター狙いでチームを固めるとは思えないけどね(笑)。
ついでに軽く選手評を書いてしまうと、中盤の上田・本田拓・青山敏の実質3ボランチは、それぞれ攻撃参加・守備・展開という持ち味を出しはしたものの、プレスをかけられた状態ではミスが多すぎて世界レベルを考えれば非常に微妙。中村北斗はそういう星回りなのか(笑)、フランスの強い側のサイドに置かれてやられっぱなし、伊野波は左じゃかなり無理があった。梅崎は得点は決めたが無理なドリブルが多く、もう少し落ち着いて攻撃の起点としての働きが欲しかった。
ま、今はマイナスを悲しむよりも見つかったことを喜ぶべき時期だし、次もビエルサ監督率いるチリという事を考えれば単なる消化試合にはならないだろうから、是非貴重な経験を積んで欲しいところだね。

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