J1第12節 千葉-京都(1-0)

ミラー監督への電撃交代が功を奏してか、千葉が7連敗の悪いリズムを断ち切る勝利を挙げた。
とは言え、この日見せた千葉の戦い方は、4バックで中盤をコンパクトにしてサイドを中心に上下動を多くし、FWが京都DF陣のスペースを突くといった、クゼ監督時代に内容が良かった試合のシステムそのままで、確かに選手に危機感がみなぎっていていつも以上の運動量を見せられた面はあったかもしれないが、これがやれるのに何故7連敗もするんだろうと本当に不思議なくらいに戦い方が馴染んでいた。
逆に京都は、林・田原・柳沢を3トップに並べる3-4-3のフォーメーションでスタートしたが、五輪代表でも散々見たように、運動量の無いFWを1トップに据えてしまうと、中盤でボールが支配できない場合は選手が孤立し、攻撃の糸口を左右のウイングの単調な突破でしか作れなくなってしまうパターンに京都もはまり込んでしまい、前半は完全に硬直化した攻めしか出来なくなっていた。
後半から4バックにしたおかげで、多少SBの上がりを交えたコンビネーションが見られるようになったが、運動量と集中力は千葉を上回る事が出来ず、68分に新居のスルーパスに抜け出したレイナウドのシュートはポストに当たったが、詰めてきた工藤は完全にフリーになっていてDFもカバーを諦めてしまっていたのはいただけなかった。
千葉は4バックの戦い方としては悪くないものを持っているし、おそらく新監督のミラー氏も4バックの形は継続するだろう。この日見せたような、運動量と集中力、気迫をこれからも持続していけるかどうかが浮上のカギになる事は間違い無さそうだ。

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