フランス・リーグアン第30節 トゥールーズ-ルマン(1-1)

昨シーズンはCL予備予選枠をゲットした強豪だが、今期は何故かPSGと並んで降格ラインを争っているトゥールーズとの対戦。ルマンはセセニョンが出場停止で、トップ下にはイェブダが入り、右ウイングにはジェルビーニョではなくてルタレクが入った先発陣。
試合は、ホームで絶対に星を落とせないトゥールーズが激しくプレスをかけ、ルマンも引かずにラインを上げて対抗したため、局面局面で激しいボールの奪い合いが続く展開に。当然、ボールはまん中付近を行ったり来たりでなかなか松井のいるサイドまで回ってこない。
が、28分に松井がクタドゥールとのワンツーで右サイドを抜け出し、ファーサイドへのクロスをイェブダがうまく地面に叩きつけるヘディングを決め、ルマンが鮮やかにワンチャンスで先制点をゲットする。
その後はトゥールーズがより一層攻勢を強めるものの、ルマンはGKプレを中心に落ち着いた守備でトゥールーズの攻撃をしのぎ、後半もルマンが試合をコントロールしていて勝ち点3が見え始めたかと思ったが、68分にロングボール一発からギニャックが放ったシュートがDFに当たってゴールに入るアンラッキーで同点に。
これで勢いが出たトゥールーズにルマンは守勢一方になるが、その分カウンターの場面で出来て互いに得点のチャンスは多かったのだがどちらも決められず、ルマンはもったいなかったとは言え、内容からするとまずまず悪くない勝ち点1となった。でもバシャとロマリッチというチームの要の怪我が心配。
松井は、アシストの場面と後半のデメロに出したアシストし損ねのパス以外は、おおむね守備に奔走させられる内容だった。まあ、この試合で松井以上に攻撃面が光った選手はいなかったと言ってもいいぐらいだったけどね。この調子で頑張れ。