ACLグループリーグ グループG 全南-G大阪(3-4)

ホームで引き分け、2戦目のアウェイは前半30分で2点ビハインドという絶体絶命のピンチからよく復活したと言える結果だが、内容的にはまだまだガンバに不安が残る点が目立ったのも事実。
この試合のCBは水本がサブで中澤・山口のパンパシコンビの先発だったが、最初の2失点は直接には山口のミスだが中澤との連携に問題があったのも確かで、それ以外の場面でも、SBが攻撃的に出て中盤の守備に参加するのはいいが、そこで全南の選手を止めきれなくて何度もフリーでサイドを突破された場面が見られ、結果的にどつき合いサッカーをガンバが制したものの、逆の点数になっていても全く不思議ではなかった。
攻撃面では、二川が復調してようやくガンバらしいパス回しが見られるようになったが、全南の守備もガンバ同様ボールの奪いどころがはっきりせずに、ガンバのパスに対して後追い守備になってしまう事が多かったのも割り引いて見る必要があるだろう。あと、やっぱりバレーとルーカスに得点が無いのが気がかり。
つーか、それ以前に加地が怪我をしているとは言え先発の形がまだはっきり決まってないというのはねえ・・・この試合では橋本がSBに入ったけど、明神とボランチを組んだほうがはるかに守備は安定するし、ルーカスの使い方がいまいち二川や遠藤の役割とかみ合ってないようにも思う。
とにかく、メルボルン戦までにはしっかりチームを固めてもらって一騎打ちを制す・・・と思ったらメルボルンはチョンブリに負けてるし(笑)。いや~、チョンブリ恐るべし。これでもし全南がチョンブリに勝ってガンバとメルボルンが引き分けでもしたら完全な四つ巴になりそうですな。