フランス・リーグアン第29節 ニース-ルマン(0-0)

フランスのプロビンチア同士、しかもスコアレスドローと来ては物凄く退屈な試合を想像してしまいがちだが、意外と90分見ていて楽しめた試合だった。
その理由はルマンがやっていたサッカーで、序盤こそニースが高い位置からプレスをかけて来たものの、その後は比較的リトリートした守備に切り替えた事もあって、かつてはドッカンサッカーが当たり前だったチームとは思えないほど、各選手がトライアングルを作ってきちんとパスを回していたので松井も非常に良くボールにからみ、ルマンがニースゴールに迫る場面が多かった。
が、さすがリーグ最小失点クラスの守備でルマンのすぐ下の順位につけているニースは手ごわく、一旦ドリブルやワンツーで1対1の場面を制しても、次の瞬間には2人目、3人目のカバーがやって来て、ルマンはあと一歩というところまでは行けるんだけど、決定的な場面にまではほとんど至れなかった。
逆にニースに比べると守備の意識も経験も薄いルマンはカウンターから何度か危ない場面を迎えるが、毎度お馴染みのGKプレの奮闘で何とか無失点で切り抜けてスコアレスドロー。最上とは言えないまでも、順位上のライバル相手に勝ち点を落とさなかったという意味ではまずまずの結果に終わった。
松井はルマンがコンパクトな布陣をキープしていた事もあって、守備にあまり追われる事も無く最後までしっかりと高い位置でボールにからみ、サイドから中へ切れ込む動きから変態ドリブルでPAへと攻め込む場面を作り出していたが、さすがに2人、3人とはマークを抜けず惜しいプレイが多かった。1トップで先発したサマサがもうちょっと機敏な動きをしてくれたら違ったんだろうが、まあ本人は調子良さそうなのでよしとするか。

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