蹴春到来

今週はひたすら仕事でヒーヒー言ってましたが、ようやく週末がやって来てくれました。あ、でもまだアクションの原稿書いてないや(苦笑)。
なのに明日からは東アジア選手権が始まり、ミッドウィークにはCLの決勝トーナメントがスタートと、いよいよ本格的にサッカーシーズン到来で涙がちょちょ切れますね。
そんな中で昨日は何とかミラン対リボルノの試合を見ていましたが、リボルノのDFラインはほとんど上がらずに5バックで固く守り、カウンターからのワンチャンスで得点してドローに持ち込むという、いかにもイタリアのプロビンチアはこれだというような戦い方で、ある意味惚れ惚れしながら見ていました。
ミランは確かにカカーがいなかったのが大きかったとは思いますが、リボルノはいくらミランにサイドまでボールを展開されて揺さぶられても決して慌てず、クロスのカバーに間に合わないときは無理にサイドまで選手が詰めるような事をせず、フリーでクロスを上げられても中央はしっかりと固めてミランにフリーでシュートを打たれる場面をほとんど作らせませんでした。
これが日本だとボールに振り回されて誰かのマークを外してしまったり、ボールを跳ね返してもつなぎをミスして連続攻撃に持ち込まれてしまうのが目に見えてしまうのですが、ミランの攻めが4時間続いても耐えられそうなプロビンチアの集中力は本当に天晴れです。
東アジア選手権では、日本は攻撃陣に怪我が多くて劣勢の展開になる事があるかもしれませんが、きっちり守るという点でもアジアを越えたレベルにある事を見せ付けて欲しいですね。