2007年12月

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FIFAクラブW杯準々決勝 浦和-セパハン(3-1)

ミランへの挑戦権をかけたACL決勝の再戦。浦和はネネ・闘莉王・坪井のDFに阿部と鈴木のボランチ、サイドが相馬と細貝、トップ下に長谷部、2トップがワシントンと永井の3-5-2。セパハンは攻撃の核であるナビドキアとカリミの両方を欠いた苦しい布陣。 最近は疲労からダメダメな試合が続いていた浦和だが、この日は浦和にしてはDFラインの押上げが積極的で、中盤のチェックが機能してセパハンの起点を潰し、高い位置取 […]

FIFAクラブW杯準々決勝 エトワール・サヘル-パチューカ(1-0)

アフリカ王者と北中米カリブ地域王者との準々決勝。 序盤こそエトワール・サヘルが高い位置からプレスをかけて中盤でのボールの奪い合いが見られたが、試合が落ち着くとメキシコらしい細かくパスをつなぐサッカーでパチューカがボールを支配する。 しかしエトワール・サヘルは、4バックのコンパクトなゾーンを敷いてゴール前に壁を作り、パチューカのパスはただ回しているだけになってなかなか効果的な攻撃を繰り出せず、前半の […]

フランス・リーグアン ランス-ルマン(1-3)

ここまで5戦負けなしのランス相手のアウェイ戦。ルマンは松井が4-2-3-1の左ウイングで先発。 今までのルマンにも見られた事だが、好調時のアウェイはルマンが守備に比重を置く分布陣がコンパクトになり、ここまで失点の多い原因になっていた中盤のチェック不足でラインが破られる悪癖を覗かせる事無く、ランスの攻撃がシンプルにサイドを使うやり方だったために、ルマンの守備が破綻することは無かった。 ルマンは試合開 […]

J1・J2入れ替え戦第2レグ 広島-京都(0-0)

クロスバーとポストに3回。それが広島の運命を象徴する事になってしまった。 この試合の広島は、CBに盛田を起用して森崎和を本来のボランチの位置で先発させたが、その効果もあったのか試合開始からDFラインが高い位置を保ち、中盤の肉弾戦を制してサイドでの攻防も完全に広島が優位に立って駒野が何度もボールを受けてチャンスメイクをするのだが、フリーで放った佐藤寿のヘッドがクロスバーに当たるなど決定機を決めきれず […]

FIFAクラブW杯1回戦 セパハン-ワイタケレ(3-1)

後半からは観客の後押しもあってワイタケレが盛り返したように見えたが、やはり選手個々のテクニック、スピード、戦術の浸透度でセパハンとは大きな差を感じる試合だった。 ワイタケレのようなチームが格上相手に戦う場合は、フィジカルと闘志を前面に出して、キック&ラッシュと激しいプレスで相手にペースを渡さないようにする事が重要なのだが、緊張からなのか経験不足なのか、簡単にサイドへの抜け出しを許すなど全く逆のプレ […]

FIFAクラブワールドカップ開幕

岡田ジャパンだ地域決勝だJ入り承認だJリーグ最終節だ入れ替え戦だとドタバタしていたら、いつの間にかFCWCがもう今日から開幕なのですね。 そんなわけで参考のために昨日はCLのミラン対セルティックの試合を見ましたが、とにかくミランの試合巧者ぶりには舌を巻くしかありませんでした。 ミランは決して攻め急がずにしっかりとパスを回しながら全体のゾーンをコンパクトさを保ちつつ押し上げ、セルティックのロングボー […]

J1・J2入れ替え戦第1レグ 京都-広島(2-1)

運命のJ1・J2入れ替え戦はまず京都が先勝して折り返した。 広島は序盤こそ個人の能力を活かして2度ほど決定機を作ったが決められず、その後は低いラインと中盤の間延びといういつもの悪癖で京都にペースを握られ、これも広島の弱点であるDF陣の弱さと高さ不足を突かれて田原にヘディングから2点を取られるという、悪い意味で予測どおりの展開。 後半になるとやや京都のペースが落ち始め、広島がボールをキープする展開に […]

オシム監督の意識が戻る

いや、相変わらずのオシム節で安心しました。 それにしても、意識が戻っての第一声が「試合は?」なのですから、爺さんのサッカーに対する情熱には本当に頭が下がるばかりです。 しかしこういうニュースを聞くとなおさら、協会の岡田新監督決定についての拙速さというものに疑問を抱かずにはいられません。 だいたい、協会は日本サッカーの危機などと煽って岡ちゃんを説得したみたいですが、韓国やイラン、オーストラリアもまだ […]

フランス・リーグアン第16節 ルマン-ナンシー(2-1)

ルマンは久々に松井がスタメンに復帰し、現在リーグ2位と好調のナンシーをホームに迎えた試合。 序盤はナンシーがボールを支配、DFラインのマークに移行するタイミングが不安定で最近は失点を重ねているルマンを攻め立て、早速9分に右サイドからのクロスがバシャの手にあたりPK。その後も、相変わらず足元でパスをつなぐかロングボールでしか攻め手の無いルマンは引いて守るナンシーの前に完全に沈黙、しかもロマリッチの足 […]

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