フランス・リーグアン第18節 ルマン-ロリアン(0-0)

いったいこの人は何をやってるんだ(笑)。
いや、真面目にトルシエに全権を託すならかなり実効性のある組織を作り上げる事が可能でしょうが、金とサポート面でどこまで琉球側が本気を出せるかでしょうね。単に看板が欲しいというだけなら、トルシエにとってもサポーターにとっても不幸な結末になりかねません。
まあ、でもこれからいろいろネタとして楽しめそうではあるんですがね(笑)。てか、琉球はよくそんな金あったねえ。オーナーがPRIDEを運営していた榊原氏になるそうですが、かりゆしが琉球に乗り移ったように見えてどうにも胡散臭いと思ってしまうのは私だけでしょうか。
さて、そんな飛ばし気味の記事は置いといて、現在2連勝で内容の割に何故か4位にいるルマンが6試合負け無しの好調ロリアンを迎えた試合。
序盤こそボールが縦に速く動く目まぐるしい展開になったが、その後はホームのルマンが試合を完全に掌握し、最近の好調振りを表すように中盤でのクサビに対する厳しいマークが効いて、ロリアンにほとんどカウンターを許さない。ロリアンも、コンパクトな守備陣形と鋭いマーキングでルマンの選手に余裕を与えずにじりじりした展開が続く。
しかしルマンはそれでもロリアンの一瞬の連携の乱れを突いてジェルビーニョが抜け出したりと数は少ないものの超決定機を作ったが、2人がかりでの後ろからのタックルを流されたり、セットプレイからのデメロのヘッドも何故かファールを取られてしまうなど判定にも泣かされ、結局ルマンは無念のスコアレスドローで上位固めの好機を逸してしまった。
とりあえず守備の連携やコンパクトネスは維持できているので、まだコンスタントにボールにからめていない松井も含めて、前線のコンビネーションや攻撃の組み立てを確立させていかないと、また今期も残留が目標になりかねない。松井もコンディションはまずまずだけど、やっぱりまだまだオフザボールの動きや、ゴール前での嗅覚はウイングとしては物足らない。ボカ戦でのピッポのプレイを見て研究しないとね(笑)。