FIFAクラブW杯決勝 ボカ・ジュニアーズ-ミラン(2-4)

予定通りの顔ぶれとなった決勝戦。ミランはマルディーニとボネーラが両SBに入り、1トップはピッポ。ボカは攻撃の核であるパレルモ、パラシオ、カルドソは変わらないが準決勝でバルガスが準決勝で退場したのを受けて若干後ろのメンバーをいじった形。
試合は守備に強みを見せる両チームらしく、中盤で激しいプレスを掛け合うというよりは、互いにゴール前での要所を固めてラストプレイを自由にさせない展開が続く。が、やはり今のカカーは誰にも止められず、21分に高速ドリブルで中央を突破され、DFがカカーに引き付けられたところで一瞬の横パス、これをDFの視界から消える動きで裏を取ったインザーギが合わせてミランが先制するものの、その1分後にはCKからフリーで飛び込んだパラシオがヘディングで決めてボカが同点に。
後半はいきなり試合が動く。5分にピルロのFKのこぼれ球をネスタがうまく押し込むと、16分にはカウンターから左サイドでボールを受けたカカーがドリブルでマイダナを抜き去り、角度の無いところから打ったシュートはGKの足に当たってMVPを決定付けるゴール。これでほぼ勝負は決まり。あとはインザーギとレデスマが1点ずつを決めるものの、試合の趨勢は動かずミランがFCWCのカップを手にする事となった。
やはりボカの内容で感じたのはリケルメ不在の痛さ。今回の大会を見る限り、ミランとボカのプレイスタイルや強みは非常に似通っており、現在世界で最も危険な選手であるカカーがいるかいないかで結果が変わるのはごく当たり前の話である。しかも、常にミランがゴールで先手を取る展開になってはいかにも苦しい。リケルメがいれば、ボカも攻撃のスタイルが変わってここまでの四つ相撲にはならなかっただろう。
しかしミランはカカー様様だよね。ここまでカカーに依存してしまうと怪我やセレソン召集などでカカー不在の時にどうするんだろうと心配になってしまうけど、まあ心配してもどうにもならないぐらいに替えの効かない選手なのでどうしようもないんだけどね(笑)。
とにかくミランは優勝おめでとう。欧州では罰ゲーム扱いされがちなFCWCに全力で準備してくれたのは嬉しかったし、マルディーニの心残りが晴れたのも良かった。ベストのボカじゃなかったのが残念だけど、浦和の出場も含めて楽しい大会だった。是非来年は日本から2チームと行きたいね。

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