J1第32節 鹿島-柏(1-0)

マスコミは、オシムの後任候補として岡ちゃんや西野監督、反町監督やオジェックといった名前を挙げているが、鹿島ファンの方には悪いが、もしアジアカップで惨敗してオシムが辞任するような事になった場合、後任として密かに自分の中で想定していたのが鹿島のオリヴェイラ監督だった。
アジアカップでの不安が杞憂に終わり、そんな事はとっくに頭から消え去っていたのだが・・・
そんな複雑な思いでこの試合を見ていたのだが、フランサと小笠原という両チームのキーマンが揃って欠場していたので、鹿島のチーム力を正確に測ることは出来ないにせよ、オリヴェイラ監督の優れた手腕を再確認させられる内容だった。
鹿島は、ボールを持った選手がいたずらにバックパスや横パスをするような事は無く、ボールを持った逆サイドが必ず上がっていてサイドチェンジを多く交えるなど、縦に早く横に大きくという現代サッカーのセオリー通りの攻撃を忠実に繰り返していた。
また、この試合では初スタメンの船山が得点を記録したが、鹿島は若手であってもベテランであってもプレーの質に大きな差が無く、高いメンタルで練習での意識付けをしている姿がうかがわれた。
ただブラジル人監督らしく、オシムの運動量であるとかトルシエのプレスとフラット3といったような、日本の弱点をカバーするアバンギャルドさというものが無いので、本大会で結果を出せる監督かどうかという点についてはまだ未知数なところがある。
とは言え、代表では試合ごとの戦術や選手起用ばかりが注目されがちだが、代表監督の仕事は4年間を通した戦略と世界と戦う事を見据えた洞察力だと思っているので、そういう意味ではオリヴェイラ監督は十分な器を持っている監督であるように思う。
でも協会はオシムサッカーの継承ばかりを見て現在のコーチ陣やアマル、ペトロヴィッチあたりを考えてそうで怖い(苦笑)。それならまだ千歩譲ってピクシーのほうがマシだって。

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