ドイツ・ブンデスリーガ第13節 ドルトムント-フランクフルト(1-1)

さすがに最近の稲本に疑問を持ったのかフンケル監督は稲本を先発から外したのだが、一気に昨シーズンのフランクフルトを思い出させる懐かしい試合内容になってしまった(笑)。
フランクフルトは3バックという名目の5バックで人数をかけて守る作戦に出たのだが、当然ながらパスを出せる稲本がいないのでほとんどFWにはボールが渡らず、たまにサイドが攻めあがれば裏を突かれるいつものアウェイ版フランクフルトらしいトホホな展開。
後半の9分に、カウンターからのクロスをアマナティディスがヘッドでうまく流し込む、これまたフランクフルトらしい不思議な運で先制すると、ドルトムントの猛攻はさらにヒートアップ。フランクフルト守備陣もいつものポカを連発してボールがゴールに雨あられと降り注いだのだが、GKプレルが素晴らしいセービングを見せてことごとく防いでしまう。ここは昨シーズンと違うところだな(笑)。
しかしとうとう81分に相手のシュートが味方の足に当たってコースが変わり、プレルは何とか足に当てて弾いたもののクリンゲに押し込まれて同点。途中出場の稲本や怪我明けのマハダビキアも守備が精一杯のままかろうじてドローで終了。
当然この試合も高原や稲本の出来にどうこう言えるものは無かったのだが、高原は前半に関しては、体を張ったキープを見せたりオーバーヘッドを打ったりとそれなりに良くやっていた。まあ、後半に1トップになってから完全に消えてしまったので、バイエルン戦に続いてこの試合もキッカー誌の採点は最悪だろうけどね(笑)。
あ、それとロッソ熊本がとうとうJFL4位以内を確定したので来期のJ参入がほぼ確実になりましたね。おめでとう!あとは岐阜だね・・・って今節はTDKに引き分けたのか。とにかく岐阜も何とか滑り込みを果たして欲しいですね。