コパ・アメリカ グループC アルゼンチン-アメリカ(4-1)

結果は優勝候補筆頭であるアルゼンチンの順当な大勝に終わったが、さすがゴールドカップを優勝しただけあって、アメリカの健闘もなかなか光っていた。
アメリカは相変わらず非常に組織化された4-4-2のコンパクトな2ラインディフェンスを駆使し、しかもFWまでもが労を惜しまずに常にバックパスをカットするチェックを見せるなど、これはどんな国が対戦してもてこずるだろうなと思わせる自力を見せ付けていた。
ただ、アメリカにとって不幸だったのは、せっかくFWジョンソンの裏への抜け出しからPKで先制したのに、その直後にアルゼンチンにセットプレイから失点してしまったことで、落ち着きを取り戻したアルゼンチンが、その後はひたすらパス回しとサイドへの長いボールを中心としたボールを奪われるリスクの少ない攻撃に終始してしまった事だ。中盤でボールを奪えずにひたすら耐えるだけでは、いかに体力自慢のアメリカとは言え、これを90分持たせるのは無理な話だろう。
そして、やはり特筆しておかなければならないのはメッシの存在だ。いまやアルゼンチンの若きエースとなった彼だが、この試合でも2点目をゲットする前に鋭いドリブルでの抜け出しからサイドネットを揺らすシュートを放ったが、これによってメッシの存在にアメリカの守備陣が引き寄せられてしまい、その次はワンツーからボールを持ってドリブルだ、と思ったところでどフリーだったクレスポにスルーパス、当然クレスポは難なくゴールを決めたが、ほとんどをメッシが演出した得点だった。
その後は運動量と集中力が落ちたアメリカにアルゼンチンが容赦なく得点を積み重ねていったが、つくづく、強固な組織を簡単に破壊してしまう、メッシ率いるアルゼンチンのパワーに空恐ろしさを感じた試合だった。

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