J1第6節 川崎-清水(2-1)

攻撃力と守備力が売りの上位チーム同士の対決だけに、まさにがっぷり四つという言葉がふさわしい好ゲームだった。
まず試合は互いにプレスを掛け合う中盤での潰し合いで始まったが、個人のキープ力で勝る川崎が徐々にペースを握り、中村を中心としたパスが清水守備陣を切り裂き始める。が、清水は4バックと1ボランチの伊東で形作る強固な守備ブロックで最後は決定機を作らせない。
すると清水得意のサイド攻撃が炸裂。32分に左サイドへのスペースにボールを展開し、そこからのクロスに岡崎が2列目から飛び込んで難しいゴールを決め、清水がワンチャンスで先制点をものにする。その後は川崎がさらに攻勢を強めるが、清水もフェルナンジーニョの飛び出しやキープからのサイド攻撃で対抗し、試合は一進一退の状況に。
しかし、ひょんな事から試合は激しく動く。後半の16分に、清水は左サイドからのバックパスをエリア外にいたGK西部が胸トラップ、ところがそのボールが大きく跳ね返ってしまい、そこを黒津に拾われて同点に。そのわずか2分後に、DFのミスからラインが揃わずにギャップが出来たところをジュニーニョに抜け出され、ニアに突き刺さる逆転弾を決められてしまう。
その後は清水が西澤を入れて3トップにし、川崎は井川を入れて4バックで対抗、清水がパワープレイ気味に攻めるも川崎は得意のカウンターから決定機を作るなど、ゴール前での攻防が激しい試合となったがそのままスコアは動かず、試合は川崎の勝利で終わった。
清水はミスで逆転されてしまったとは言え、それ以外はほぼ狙いどおりのサッカーが出来ていて、純粋に「これは強いな」という印象。経験にまだ欠ける部分があるのですぐにリーグ優勝というのは難しいだろうが、天皇杯に勝ってもらってこのサッカーを是非ACLで見たいものだ。
川崎はACLがあったにもかからわず最後までしっかりと動けていて、ホームのサポーターを失望させない試合をやっていたのは大変に立派だったと言える。これからスケジュールはさらにハードになるが、何とかコンディションを維持して欲しいところだ。

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