ドイツ・ブンデスリーガ第26節 フランクフルト-バイエルン・ミュンヘン(1-0)

いや~、しかしこういう事ってあるんだねえ。
残留に向けて勝ち点を1つでも落としたくないフランクフルトは、ヒッツフェルト体制に代わってから絶好調のバイエルンに対し、3バックと言いながらも実質は5バックという超守備的布陣で臨んだ試合。高原はトゥルクとの2トップで、トップ下はマイヤーに代わってプロイスという形。
試合は当然ながら、開始直後以外は完全にバイエルンがボールを支配。しかしロナウジーニョやクリスティアーノ・ロナウドといった強烈なドリブラーがいないバイエルンが、フランクフルトの引きこもりの前に完全に攻め手を失ってしまい、フランクフルトが時折高原のサイドでの飛び出しなどで良いチャンスを作るのに対し、30分過ぎまで決定機が作れない体たらく。
ようやく40分を過ぎて、セットプレイからマカーイのヘディングなどで2度の得点機を作るのだが、フランクフルトはGKニコロフのナイスセーブや高原のカバーで何とか守りきり、スコアレスドローのままで前半を終了する。
後半になっても試合のペースは全く変わらず、運動量が落ちた分だけフランクフルトのカウンターのチャンスは減ったのだが、それでもバイエルン側に大きく流れが変わるわけでもなく、バイエルンは単発的にファン・ボメルの飛び出しなどからシュートを放つのだが得点にならず、試合は淡々とした流れで過ぎ去っていく。
ところが77分に、何でも無いフランクフルトのスローインからのクロスをプロイスがオーバーヘッド、これがカーンも反応できないバイエルンゴール左隅に見事に決まって、フランクフルトがまさかの先制点をゲットする。その後はバイエルンも必死の反撃をするものの、この日に限って珍しくフランクフルト守備陣の集中力が最後まで切れず、フランクフルトが値千金の大金星を挙げた。
高原については、前半に良い飛び出しからいくつか見せ場は作ったものの、後は可能性の低いロングボールに競ったぐらいで、FWとしての見せ場は少なかった。まあ、今日のところはヒーローの座はプロイスに譲っておくとして、この勝ち点3を無駄にしないためにも、これから続く残留ライバル達との試合でこそ、エースとしての結果が求められるところだ。

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