J1第2節 広島-柏(1-1)

わずか第1節を終えたところとは言え、一応首位と2位同士という形になったこの試合。
試合は互いに好調同士とあって、広島はオシム風のスペースに人がどんどん走りこむサッカーで、柏はトッティ擁するローマのように、1トップのフランサが中盤に下がってゲームメイクをするサッカーでボールを的確に運んでいく。が、これも互いに守備がコンパクトさを維持しているのと、雨でボールが流れるのもあって、なかなか決定的チャンスを作り出すことが出来ない。
試合が動いたのは37分、柏のCKのこぼれ球をこの日素晴らしい働きを見せていた柏木がクリアミス、これを前節も得点を決めている菅沼が見事なミドルシュートを決めてアウェイの柏が先制する。そしてその直後にも左サイドを突破したマルシオ・アラウージョを戸田が手で引き倒してしまいPK。しかしこれはフランサがバーに当ててしまって得点ならず。
後半になると運動量に勝る広島が柏を圧倒し始め、サイドのスペースを突いた動きから何度もチャンスを作るのだが、これがことごとくオフサイドになったり、足に当てるだけのチャンスにウェズレイが決められないなど、広島にとっては嫌な展開になって行く。
しかしようやく後半42分、CKからのこぼれ球を森崎浩がキープ、そこからのパスが上がっていた戸田に渡ってシュート、これがゴール上に決まってとうとう広島が同点に。その後も広島が圧倒的に攻め込むのだが得点できず、試合は結局ドローに終わる事となった。
広島は終始ペースを握りはしたものの、やはりポンポンポンと攻めのリズムが単調になるオシムジャパンと似た欠点があり、守備にしても攻撃にしても、どこかでがっちりボールをキープしてリズムを変えられるサッカーが出来るようになれば、十分優勝争いに食い込んでいける存在になるだろう。
柏は、やってるサッカーは悪くないんだけど、まだまだ攻守の切り替えのスピードが足りない印象を受けた。タレントはなかなか揃っているだけに、今後の戦術錬度次第では楽しみな存在になりそうである。

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