欧州CLベスト16第2レグ リヨン-ローマ(0-2)

ローマホームでの第1レグをスコアレスドローで終えた折返し。両チームともに速い攻撃を得意とするタイプだけに、序盤からゴール前での攻防が続く激しい展開で試合が始まる。
しかし、ほどなくしてペースはリヨンのものになり、サイドを中心に攻め立てるリヨンの前にローマはファールを連発、何度もジュニーニョのセットプレイの脅威を浴びる。が、ヘディングで狙ったボールがことごとく枠の中に入ってくれない。
逆に前半22分、ピッチ中央でのローマFKからスルスルと上がっていた左SBトネットに渡り、トネットがダイレクトでクロス、これがゴール前でマークが外れていたトッティの頭にどんぴしゃで決まり、ローマが文字通り一瞬の隙に先制点を挙げてしまう。
2点が必要になったリヨンは当然攻勢を強めるが、ローマもじっくりと引いた体勢を取りながらもチャンスとあれば攻めあがるイタリアらしいしたたかさを見せ、なかなかリヨンの一方的なペースにはさせてくれない。そして、またも前半終了間際に一発の長いパスがマンシーニに渡り、マンシーニはジンガドリブルでレヴェイェールを交わすと、ゴール左隅に豪快なゴールを突き刺してしまう。
リヨンは後半にヴィルトールやシェルストレームを入れて一気に大量点を狙いに行くが、ゴール前での混戦からの至近距離のシュートがローマGKドニの超反応で全て防がれてしまい、リヨンは運にも見放される。こうなるとリヨンにもあきらめムードが漂い始め、ローマを押し込みながらも鋭い展開は見せられず、ローマがベスト8に進出した。
リヨンの運の無さ、ローマのしたたかさはもちろんだが、何よりアウェイゴールでの先制点の怖さというものが前面に出た試合だった。ミランももし間違ってセルティックに先制点を与えていたら、まるで違う表情を見せていたはずで、中村や他選手の経験という面でも、そういった試合になってくれなかった事が今更ながらに残念である。

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