スコッチ・プレミアリーグ第7節 セルティック-ダンファームリン(1-0)

CLのマンU戦での敗北から中2日とあって、ホームとは言え心身のコンディション的に難しい部分があった試合だったが、スコットランドリーグゆえの力の差もあって、それほどセルティックが破綻をきたす事も無く、中村CK>マクナマスのお決まりパターンで逃げ切った試合となった。
とは言え、もともと攻撃陣には能力の高い選手がそれなりにいるだけあって、前半の25分ごろまではマンU戦で活性化された攻撃意欲とアイデアで相手を攻めまくったのだが、それ以降はセルティックに疲れが出て中盤以降の押し上げが無くなり、ダンファームリンが攻め込む場面も出てきては来たものの、基本的に人数をかけて引きこもる姿勢を崩す事は無く、カウンター攻撃も決してうまくは無かったので、セルティック自体に危ない場面はほとんど訪れる事は無かった。
中村自身のプレイは好調を維持しており、この試合でも良く走って何度もボールを触ってはいたが、相手のプレスがきつくなくて余裕を持ってボールを持てていたので、結局は周りを使うクサビや展開パスが多くなってしまっていた。ヘッセリンクに疲れが見え、ミラ-の出来が相変わらず微妙で、マロニーも本調子からはほど遠かっただけに、もっとシュートに対してエゴイスティックになっても良かったとは思うが、そのあたりが中村らしいと言えばそうなのかもしれない。
とにかく、26日のホームでのコペンハーゲン戦が、CLグループリーグの運命を握っている試合ではあるので、そこまでコンディションを上げながら復帰した選手とのコンビネーションを高めていけるかというところだろう。