フランス・リーグアン第2節 トロワ-ルマン(2-2)

GKのプレと並んで昨シーズンのルマンを支えた大黒柱であった、ボランチのF・トマとオクールをそれぞれオセールとサンテティエンヌに売ってしまい、かなり厳しいシーズンが予測されたルマンだったが、開幕戦に勝ってこのアウェイ戦でも後半終了間際までリードしての引き分けと、実にしぶとい滑り出しを見せる事が出来た。
その要因となったのが、ボランチの位置にそのまんま入ったロマリッチと20歳のクタドゥールというコンビで、ロマリッチはファンタジスタとは思えない運動量でボールを追い回し、クタドゥールはプチ・セスクと呼べそうなすばしっこさとテクニックで中盤を支え、今のところはルマンの中盤に昨シーズン以上のクォリティを与え続けている。
ただ、このトロワ戦でも後半に押され続けたように、2人とも経験や読みという部分での安定感が無く、相手のペースになるとあっという間に余裕の無いプレイが続いてしまうのが気がかりなところ。バックアップの人材にも欠けるだけに、移籍シーズンの終わりまでには、是非ともベテラン選手を補強しておきたいところである。
そんな中でルマンでの3年目をスタートさせた松井については、まだまだボールのもらい方やプレイの安定感という面では課題が残っていてロマリッチあたりから全幅の信頼を得られてないところはあるようだが、水浸しのピッチ上を攻守に渡って90分間走り、相手より有利な状態でボールをもらったら、ペルージャでの中田を髣髴とさせるような体を入れたドリブルなども見せるようになっていて、ますます今年も試合を見るのが楽しみになりそうだ。
オシムに評価されて一躍注目の的になってしまった松井だが、代表試合に招集という試練を乗り越えて、クラブでもしっかり結果を出してくれる事を願いたい。

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