ツールドフランス第15ステージ

ツールのハイライトであり、最大の山場であるラルプデュエズの頂上ゴールとあって、優勝争いに大きな動きが出るかと思われたステージだったが、ランディスが慌てるようなシーンは全く無く、かえってライバル達が勝手に脱落していく形になってしまった。
マイヨジョーヌを度々他の選手に渡さざるを得ないぐらいにチーム力が足りないフォナックは、この日もラルプデュエズへの登りが始まると、事前に逃げ集団に加わっていたアクセル・メルクス以外は散り散りになってしまったのだが、チーム力があるはずのラボバンクとTモバイルもほとんどのアシストが脱落してしまって、結果的に序盤からエース同士の白兵戦になってしまったのはライバルたちにとっても誤算だっただろう。
結局、エヴァンスやメンショフ、サストレらはマイペースで登るランディスについて行けず、唯一対抗できたクレーデンも、自分の総合順位を上げるためにランディスの前に出て引っ張らざるを得ず、全てがランディスのためにうまく回ってしまう展開になってしまった。
これでランディスはライバルたちに2分以上の差をつけてのマイヨジョーヌとなり、TTでの強さを考えると、よほどのトラブルが無い限りはこのまま優勝まで行くのは確実であろう。山岳ステージはあと2日間続くが、そこでどれだけ他のチームが一矢を報いる事が出来るのか。彼らの意地に期待したいところだ。

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