ドイツW杯グループH スペイン-ウクライナ(4-0)

いきなりグループHの頂上対決となったこの試合、彼らにとっては楽なグループとは言え、負けてしまうとプレッシャーがひたひたと忍び寄ってくるという点では、どちらも負けたくないところ。
試合は当然スペインがボールをキープし、ウクライナがカウンターという図式で始まったのだが、ウクライナのプレスをスペインのパス回しが上回り、序盤からスペインは何度もウクライナゴールを目掛けてシュートを打つ場面を作ってしまう。そして立て続けにセットプレイからスペインが2得点。両方とも、側頭部に当たったヘディングと壁でコースが変わって決まったFKというウクライナにとっては不運な失点だったが、日本を見ても分かるとおりに、やはり自陣でのプレイを強いられてしまえば失点の確率は増えてしまうのは避けられない。
しかもウクライナの不運は続き、後半開始直後にトーレスの得点機会を潰したという事でDFが退場&PK。確かにユニフォームは引っ張ってはいるが、あれが赤紙なら駒野へのファールは何なんだというようなものであった。その後はウクライナがようやく攻勢に出るものの得点は決められず、逆にスペインはプジョルのパスカットからの攻めあがりからトーレスがダイレクトで決める電光石火の得点を決めて事実上の終了。頂上対決は意外な形での結末となった。
スペインの出来が素晴らしかったのは確かだが、暑さという問題があったにせよウクライナの元気の無さが目立つ試合だった。まるで日本のような後手後手のプレスと判で押したような前線へのロングパス一辺倒では、サウジやチュニジアが相手でも勝ち点3を獲得するのに苦労するのは避けられそうに無い。まずはボールを奪ってなんぼ、という基本的な姿勢に立ち返って欲しいところである。

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