今日の戯言

うーむ、やっぱり降格してしまいましたか・・・
まあこれだけ日本人選手が海外に移籍して、それでもペルージャやレッジーナ、マジョルカ、ルマン、メッシーナ(は今期降格濃厚ですが)といったいつ落ちてもおかしくないクラブで降格に直面してこなかったのは奇跡のようなものなので、これも仕方ないとあきらめるしかありませんよね。
稲本自身の出来については、今期は以前ほどの波は無かったとは思いますし、試合の中でもボールを落ち着かせて散らす働きは誰よりも出来ていたと思うのですが、いかんせんWBAのチーム作りがCHに走力と守備力を第一に求めるタイプだったので、徐々に構想から外れていってしまいましたね。
プレミアに限らず残留争いをするチームの場合はWBAのようなタイプは少なくないわけで、稲本にとっては自分の課題の解消にさらに取り組むか、それとも中村のように守備負担が少なくてすむチームに移籍するかになってしまうわけですが、ジーコの第一チョイスから外れているっぽいだけに、お得意の4年に1度の大爆発という手も使えそうに無く(笑)、W杯後の彼と田邊代理人の選択が気になるところです。
さて、シーズン開始直後は気候の問題などがあって伸び悩んでいたJリーグの観客動員ですが、さすがにGW期間突入とあってどこもそれなりに復活してきてほっとしています。とは言え、私のほうは最近仕事がかなり忙しくなってしまっていて、このGWも仕事三昧が決定していて大変ありがたいこってす(滝涙)。
今年の動員の傾向としては、まずはっきりと地方の躍進という事が挙げられるでしょう。特に甲府は、J1昇格効果もあったとは言え、前年から5000人以上のプラスとは凄いの一言です。またJFL以下のリーグでも、前節はロッソ熊本がKKWINGに8999人、長崎が佐世保市営陸上競技場に4327人、ファジアーノ岡山が桃太郎スタジアムに4184人と、まあチケットの値段の違いもあるのでこのままJでの動員と比べるわけには行きませんが、嬉しいニュースなのは確かですよね。
逆に悪い傾向としては、FC東京や京都など、都市部のクラブの動員が下がっている事でしょうか。これも、招待券の削減やチケット代の値上げなど各クラブの事情によるところが大きいのでしょうが、やはりサッカーの生観戦の醍醐味の一番はスタジアムの熱い雰囲気を感じる事だと思うので、経済的な問題もあるのでしょうが、クラブ関係者には先を見据えた攻めの投資を行って欲しいものです。