オランダ・エールディビジ第32節 RKC-ヘラクレス(0-2)

平山はこの試合もベンチスタートだったが、ヌルメラが負傷したために急遽前半22分からの出場となった。
それにしても平山の試合を見ていていつも感心するのは、その時その場所に応じたポジショニングやプレイの選択といった、個人のスキルよりも観察力や判断力が物を言う部分であまり間違いを犯さないところであり、この試合でも左ウイングという全くなじみの無い場所に放り込まれ、最初こそサイドの選手とのマークの受け渡しで戸惑う場面はあったものの、時間が経つとそれなりに適応していたのはさすがであった。
チーム全体を通しても、この試合はマンマークの守備に破綻をきたすことなく、ペースを相手に渡しながらも粘り強いマークで決定機を与えず、相手の油断やミスを突いての一発のチャンスで2得点を積み重ねられたのは、当然運による部分も大きいのだがそれまでに強豪相手にマンマークで挑んできた経験が物を言ったためではないだろうか。
これでヘラクレスは残留プレイオフ圏内最上位であるスパルタに対して残り2試合で勝ち点5差と言う、文字通りの王手の座を手に入れることとなった。次はいよいよホームで残留を決めるべき試合を迎える事となるが、是非とも平常心を保ち、この試合で見せたような最後まで切れない集中力を持って挑んで欲しいところだ。アルメロのような矮小プロビンチアが残留を決めた時の街全体の喜びは、きっとさらに平山を成長させてくれることだろう。

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