イングランド・プレミアリーグ フルハム-WBA(6-1)

しんどいので稲本についてのみ。
この日も右SHとして先発し、ボランチ的に中盤のプレスとパス回しに積極的にかかわる働きを、高いボールタッチの技術でそつなくこなしてはいたのだが、いかんせん「好調でない」高原と鈴木のような、WBAのホースフィールドとキャンベルの2トップは全く身体的な強みが無く、パスをつないでサイドからクロスを上げても運でしか得点が出来ない上に、DFのミスからあっさりと2点を取られてしまったのではどうしようもない。
後半になってエリントンがスペースを狙う動きを見せて内容は向上したものの、エリントンも得点力では他と大差なく、あとはカウンターからすいすいと得点を重ねられてしまった。稲本も最後にドリブルでの攻め上がりからアシストとなるスルーパスを出しはしたが、3点目のマークミスもあったので総体的にはまずまずといったところか。
とは言え、稲本には中央で技術を生かしたキープとパスをさせるのが一番なのは疑いなく、監督がクアーシーとウォルワークを優先するのが不思議でしょうがないのだが、まあこの場所で結果を出していく他には選択肢が無いので我慢の一言だろう。