スコッチ・プレミアリーグ第10節 セルティック-ハーツ(1-1)

精力的な補強を行って首位に立つハーツと2位のセルティックの直接対決と言うことで盛り上がるセルティックのホーム。中村は4-4-2の左サイドで先発で、トンプソンがボランチに戻り、2トップはビーティーとサットンという形。.
試合はまるでスイス対フランスのようで、ハーツは非常に早くて厳しいプレスからボールを奪い、何人もの選手が全速力で上がる中を全くよどみが無くパスが回るという非常に鋭い攻撃を見せるために、セルティックは何度もピンチを迎えるものの、徐々に早い試合のペースに慣れたセルティックが徐々に試合を試合し始めて行く展開となった。
その後は互いに攻め合って何度か決定機を作り、後半30分過ぎからはセルティックが怒涛の攻めを見せたものの、もう一つ決定力に欠け、痛み分けのドローとなった。それだけに、せっかくセットプレイから中村がからんで先制点を奪ったにもかからわず、その直後にDFとGKの呼吸が合わずに交錯して失点されてしまったのはもったいなかった。
中村は、特に後半からはセルティックの攻撃がロングボールを中心に中に中にと急ぎすぎた事でなかなかサイドでボールを触る機会は無かったが、プレスにも積極的に行ってPAの中にも入る動きを見せるなど、いつも以上に積極性を感じる動きを見せていたのは評価できる。やはり、欧州遠征でモチベーションが上がったのだろうか。