今日の戯言

ワールドユース>コンフェデ>自転車とこちらの気分が推移している間に、気がついたらいつの間にかJFLの前期が終了していたんですね。後期は早速来週から始まるようですが、JFLには優勝したからといって特別な賞金も無いみたいですし、前期と後期に分ける意味が今いち良く分からないのですが・・・ まあその辺はアマチュアゆえの部分はあるんでしょうが、JFLが実質Jの3部リーグとなって来ている現在では、いろいろと齟齬が出て来るのも仕方ない面があるのだと思います。
で、前期の順位はと見てみると、いや見事な団子状態ですね。ホンダの強さは相変わらずですが、もう一つ波に乗り切れていなかった愛媛もしっかりと2番手グループまで盛り返し、J2へのチャンスは十分です。逆にアマラオ擁するホリコシはちょっと息切れか・・・しかし佐川グループは仲がいいなあ(笑)ってのはともかく、何と言っても驚きは栃木SCの首位ですよね。
関東で唯一Jクラブを持たない都道府県である栃木ですが、この結果を受けてか下野新聞の一面にJ入りに本格的に取り組むと言う記事が載ったらしいですね。球技専用とは言えスタジアムもJ規格を満たしておらず、まだ法人化すらされていない状況では、2007年での加盟も楽観的に過ぎるのかもしれませんが、来年は熊本や琉球もJFLに来る可能性も高く、今の力をさらに上積み出来るような体制作りが望まれるところです。
あと、今日のニュースで注目なのは、やはり中澤が横浜Fマリノスと長期契約を結んだと言うところですね。
これでFマリノスも来期の中澤の海外移籍に対して移籍金をゲット出来る目処がついて万万歳なところでしょうが、現在の欧州の移籍マーケットではファンボメルのようなフリーエージェントでの移籍が増え、今や無尽蔵に札束を積めるのはチェルシーとミランぐらいで、あとはトップリーグのクラブといえど半年毎の移籍シーズンで億単位の金を出せるのは2、3名という状況では、中澤のW杯後の移籍はまずレンタルとなる可能性が高く、中澤サイドも結構思い切った賭けに出たなと言う気がします。
まあその分Fマリが年俸などで良い条件を出したのは間違い無いんでしょうが、浦和を始めとする勝ち組クラブの台頭や代表戦での活躍で選手の年俸が上がっていくであろうこれからは、J1の上位チームでは移籍金で儲けると言うよりも、高い選手を放出して安くて才能のある若手でポジションを埋めるような経営方針が必要になってきているのかもしれません。